Hokkaido Japan

知床五湖ツアーは参加必須!?|見どころ・所要時間・服装まで解説【体験レビュー】

北海道・知床を代表する絶景スポット
知床五湖

原生林に囲まれた五つの湖と、晴れた日に水面へ映る知床連山。
写真で何度も見てきた景色を、自分の目で見たいと思い、実際にガイドツアーへ参加してきました。

正直に言うと、最初は「ツアーって必要?」と思っていました。
お金かかるし、自由に歩いたほうが気楽なのでは、と。

でも、歩き終えたあとに出た感想はひとつ。

知床五湖は、ツアー参加のほうが圧倒的に満足度が高い。

その理由は大きく三つあります。

ひとつ目は、ヒグマ対策
知床は本当にヒグマの生息地です。活動期には地上遊歩道の利用に制限がかかり、時間帯によってはガイド同行が必須になります。

ふたつ目は、自然解説の深さ
ただ「きれい」で終わらない。森の成り立ち、動物の痕跡、知床の歴史まで、ガイドの説明があることで景色の見え方が変わります。

そして三つ目は、安心感
広大な自然の中を歩くからこそ、プロがいる安心は想像以上に大きいと感じました。

特に繁忙期は定員制で満員になることもあります。
旅行日程が決まっているなら、事前に空き状況を確認しておくのがおすすめです。

この記事で分かること

  • 知床五湖ツアーの実際の流れ
  • 参加して感じたメリット・デメリット
  • 所要時間や服装の注意点
  • 予約方法まで

順番に詳しく紹介していきます。

「ツアーに参加すべきか迷っている人」にとって、助けになれば嬉しいです。

知床五湖とは?基本情報と入場ルール

知床五湖 は、北海道・知床半島に位置する原生的な湖沼群です。
五つの湖が森に囲まれ、天候が良ければ知床連山が水面に映り込む絶景で知られています。

知床エリアは 知床 として世界自然遺産に登録されており、自然環境の保全が最優先されています。
そのため、観光地でありながら入場にはいくつかのルールがあります。

高架木道と地上遊歩道の違い

知床五湖には大きく分けて二つの歩き方があります。

ひとつは「高架木道」
バリアフリー対応の木道で、一湖まで安全にアクセスできます。ヒグマの影響を受けにくく、比較的自由に歩くことができます。

車椅子やベビーカーでも利用可能で、無料で誰でも歩くことができます。

もうひとつが「地上遊歩道」
森の中を歩き、五湖すべてを巡るルートです。より自然に近い体験ができる反面、ヒグマの活動状況によって利用ルールが変わります。

ヒグマ活動期はガイド帯同必須になります。

画像引用:知床五湖フィールドハウス

ヒグマ活動期のルール

知床は本当にヒグマの生息地です。
そのため、活動期(例年春〜夏頃)は利用方法に制限が設けられます。

時期や時間帯によっては、地上遊歩道の利用に「ガイドツアー参加」が必須になります。
また、事前レクチャーの受講や人数制限が設けられる場合もあります。

このルールがあるからこそ、自然が守られているとも言えます。

ツアー参加が安心な理由

ルールが細かいこともあり、初めて訪れる人にとっては少し分かりづらい部分もあります。

ガイドツアーに参加すると、

  • 当日の入場条件の確認
  • ヒグマ対策のレクチャー
  • 安全管理
  • 自然解説

これらがすべてセットになっています。

「ただ歩くだけ」ではなく、「知床を理解しながら歩く」体験になるのが大きな違いです。

知床五湖は、美しいだけでなく“本物の自然”の中にある場所。だからこそ、ルールを守りながら楽しむことが大切です。

実際に参加したツアーの流れ

今回参加したのは、知床五湖 の地上遊歩道を巡るガイドツアーです。

ここでは、受付から解散までのリアルな流れを順番に紹介します。

  1. 受付・集合
  2. 事前レクチャー
  3. ツアー出発
  4. 知床五湖を巡る
  5. 各ポイントでガイドさんの説明
  6. 高架木道で解散・支払い(現金のみ)

僕が参加したのは2025年6月29日14時30分スタート(最終)のツアーです。参加したツアー会社は知床ネイチャーオフィスです。

僕たちは予備日を用意して、一番天気のいい日の時間帯に予約しました。

受付・集合

まずは指定の集合場所で受付を行います。

僕たちはギリギリの予約のため現地集合でした。(知床五湖駐車場

画像引用:知床五湖公式サイト

多くのツアー会社はウトロ市街地のホテル等からの送迎があります。

モンテ

車のない方でも気軽に参加できます。

スタート時間は午前午後で6パターンあります。(知床ネイチャーオフィスの場合)

  • 午前 8時、8時30分、9時
  • 午後 13時、13時30分、14時、14時30分

まずは全員揃ってからガイドさんが書類を提出します。これは世界遺産の知床に何人、どういう目的で入るのかということを提出する必要があるみたいです。

この時点で持ち物チェック、トイレ等を済ませた状態で集まりましょう。

事前レクチャー

地上遊歩道に入る前に、ガイドさんから安全講習があります。このレクチャーに遅れてしまうとツアー自体に参加できません。

まずはビデオを見ます。

  • 知床に関する知識
  • ヒグマに遭遇しないための行動
  • 音の出し方
  • 距離の保ち方
  • 万が一の対応方法

これを聞くだけでも、知床が“本物の自然”であることを実感します。

ヒグマ対策を知っているのと知らないのでは命に関わることなので、真剣に聞きましょう。

ビデオを見終わるとガイドさんが大事なポイントを再度確認してくれます。

森の中へ出発

いよいよ地上遊歩道へ。ここから知床の大自然に入っていきます。

入り口のマットで靴についた土や泥、植物等を落とします。外来種等の侵入を防ぐためです。

ここから約3時間のトレッキングが始まります。トイレ休憩は無いので事前に済ませましょう。

森の中は想像以上に静かです。
ガイドさんが各ポイントで足跡や爪痕、動物の痕跡を見つけるたびに立ち止まり、解説してくれます。

ミズバショウ

ヒグマは好んでミズバショウを食べるそうです。

山ぶどうのつる

他にもヤマブドウやどんぐりなどの果物、アリなどの昆虫を食べるそうです。

ヒグマの爪痕

極小のカエル

自分だけで歩いていたら、まず気づかないポイントばかり。

ただ景色を見るだけではなく、
「この森で何が起きているか」を知りながら進む感覚です。

このような感じで説明をしながらゆっくりと進んでいきます。質問等がある場合はその都度答えてくれますし、英語での対応も可能でした。

湖の絶景ポイント

湖に到着すると、一気に視界が開けます。

順番としては右回りに進んでいくので五湖、四湖、三湖、二湖、一湖

天気が良ければ、知床連山が水面に映り込む絶景が広がります。

ツアーに参加した日は天気がとてもよかったです。ガイドさんによると午前中は霧で湖の対岸も見えなかったらしいので、1日によっても差があるようです。

ガイドさんが写真撮影の位置やタイミングも教えてくれるため、ベストショットを撮りやすいのも嬉しいポイントです。ツアーは最大10人のため順番に写真を撮っていきました。

湖は5つあって似ているので、手で数字を数えると後から見返すときに分かりやすい、と教えてくれました。確かに、、、!!

ここで少し休憩を取りながら、知床の成り立ちや自然環境の話を聞きます。

四湖

三湖

モンテ

三湖から眺める知床連邦が一番綺麗でした!!

二湖

一湖

一湖まで進むと高架木道へ繋がる階段があり、ガイドの指示に従って登っていきます。

ゴール・解散

全行程はおよそ3時間前後。高架木道の最終地点でツアーは終了して、解散となります。ここでお支払いしました。現金のみのためあらかじめ準備しておきましょう。僕たちは現地集合のためここで終了でした。ウトロ市街のホテルや旅館に泊まっている方は30分後に駐車場集合となっていました。

歩く距離はそれなりにありますが、ペースはゆったりめです。
解説がある分、体感時間はあっという間でした。

終わった後は、

知床の自然を“体験した”

という感覚が強く残りました。

参加してわかったメリット・デメリット

知床五湖 のガイドツアーに実際に参加して感じたことを、正直にまとめます。

メリット

圧倒的な安心感

知床はヒグマの生息地です。
ですが、専門ガイドが同行し、ルールや対策を徹底していることで不安はかなり軽減されます。

事前に安全講習も行われ、知識をつけた上でツアーに参加できます。

「安全管理込みの体験」という意味で、初心者には特に大きなメリットです。

自然の見え方が変わる

個人で歩いていたら、ただの森で終わっていたかもしれません。

動物の足跡
木の種類の違い
ヒグマの痕跡
知床連山の成り立ち

ガイドの解説があることで、景色に“意味”が生まれます。

これはツアー最大の価値だと感じました。

写真スポットを逃さない

ベストな撮影位置やタイミングを教えてくれます。

特に湖と知床連山の構図は、少し立ち位置が違うだけで印象が変わります。
ガイド付きだと効率よく絶景ポイントを押さえられます。

デメリット

自由度は低め

当然ですが、団体行動になります。

立ち止まる時間や歩くペースはガイドに合わせます。
「自分のペースでじっくり写真を撮りたい」という人には少し物足りないかもしれません。

料金はやや高めに感じる人も

高架木道だけなら比較的安価で楽しめます。

それと比べると、地上遊歩道のガイドツアーは費用がかかります。(約5-6,000円)

ただし、

安全管理
自然解説
希少な体験価値

を含めると、個人的には納得できる価格でした。

結論:初めてならツアー参加がおすすめ

初めて知床五湖を訪れるなら、ツアー参加はかなりおすすめです。

自然を“眺める”だけでなく、“理解する”体験になります。

特にヒグマ活動期は人数制限もあるため、旅行日程が決まっているなら事前に空き状況をチェックしておくと安心です。

普段利用している予約サイトで確認してみましょう。あまり利用しない方はアソビューがおすすめです。

モンテ

僕は国内ならアソビューかアクティビティジャパン、国外ならKlookかVeltraを利用しています。

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VELTRA-ベルトラ

所要時間・服装・持ち物のリアルな注意点

知床五湖 の地上遊歩道ツアーは、想像しているより“自然の中をしっかり歩く体験”です。

モンテ

参加前に知っておくと安心なポイントをまとめました。

所要時間

地上遊歩道を五湖すべて巡るツアーは、おおよそ3時間前後

僕の場合は14時30分集合、17時30分過ぎ解散でした。

ただしこれは「歩くだけ」の時間ではありません。

事前レクチャー
途中の自然解説
写真タイム
休憩

これらを含めた時間です。

移動時間や受付時間も含めると、半日予定を空けておくと余裕があります。

旅行スケジュールを詰め込みすぎないことが大切です。

服装のポイント

森の中は、想像以上に環境が変わりやすいです。

まず基本は歩きやすいスニーカー、できればトレッキングシューズ。
雨上がりはぬかるみもあります。

服装は動きやすい長袖・長ズボンがおすすめ。虫対策と、枝や草から肌を守るためです。

また、知床のトレッキングコース内ではたとえ蚊でも叩いてはいけません。

知床は天候が変わりやすいエリア。夏でも羽織れる薄手の防寒着があると安心です。春や秋は想像以上に冷え込みます。

■長袖+長ズボン:足首までカバーできるズボン
※スカートや短パンは不可。レギンスやタイツなどの薄手のものは、蚊に刺されやすいためおすすめしません。
■散策に適した靴:防水のハイキングシューズやトレッキングシューズが最適。地面が乾いている際はスニーカーでも散策可能です。雨天・ぬかるみがある際は長靴の無料レンタルが可能です。
※ヒールのある靴やサンダルは不可。アウトドアサンダル+靴下も不可です。つま先から踵までしっかりと覆われた靴が必須です。
■帽子:日差し除けとして

引用:知床ネイチャーオフィス

僕は6月下旬で、長袖長ズボン、薄手の上着を持っていきました。

持ち物

飲み物は必須です。森の中に自販機はありません。

両手が空くリュックがおすすめ。写真撮影や足場の悪い場所で安全です。

あると便利なのは、

レインウェア
帽子
虫よけ
タオル

特に小雨程度ならツアーは実施されるため、防水対策はしておくと安心です。

■リュックサックまたは斜めかけバッグ:両手が空けられるバッグ
■飲み物:砂糖を含まない水とお茶のみ持ち込み可能
※知床五湖はルール上、砂糖を含む飲み物と食べ物(飴、ガムなども含む)が持ち込み禁止されています。
■レインウェア上下:有料レンタルあり

引用:知床ネイチャーオフィス

実際に感じた注意点

知床五湖は観光地ですが、テーマパークではありません。

足元が悪い場所もあり、天候次第で体感温度は大きく変わります。
「ちょっと散歩」くらいの感覚だと、正直きついと感じる人もいるかもしれません。

ただし、しっかり準備していれば難しいコースではありません。

むしろ、その“少しの不便さ”こそが、知床らしい体験だと感じました。

予約方法とおすすめの申し込みタイミング

知床五湖 の地上遊歩道ツアーは、時期によっては事前予約がほぼ必須です。

特にヒグマ活動期や夏休み、連休シーズンは定員がすぐに埋まります。

ここでは、実際に調べて分かった予約のポイントをまとめます。

予約方法

知床五湖の地上遊歩道は、指定登録ガイドによるツアー参加が必要な期間があります。

ヒグマ活動期:5月10日~7月31日(この期間はガイド帯同必須)

予約方法は主に以下の3つです。

  • ガイド事業者の公式サイトから直接予約
  • 体験予約サイトから申し込み
  • 旅行会社のパッケージツアーに含まれる形で予約

個人旅行の場合は、体験予約サイトを利用するのが一番手軽です

空き状況が一覧で確認でき、事前決済できるため当日がスムーズ。
キャンセルポリシーも明確です。いつも利用している予約サイトであれば同じ料金でポイント等も貯めることができます。

僕はいつも公式サイトと予約サイトを比較して決めています。知床五湖ツアーはどちらのサイトも同じ料金でした

今回は当日ギリギリだったので直接電話で予約をしました。

いつ予約するべき?

ベストなのは「旅行日が決まった時点」です。

特に以下の時期は早めが安心です。

  • ゴールデンウィーク
  • 7月〜9月のハイシーズン
  • 三連休

人気の午前中枠は早く埋まる傾向があります。予約がいっぱいで参加できずに帰る、ということにならないようにまずは予約しておくことをおすすめします。

モンテ

キャンセルポリーの確認をお忘れなく

知床は午後になると天候が崩れやすいこともあるため、できれば午前スタートがおすすめです。僕の場合は逆でしたが、、、

当日申し込みはできる?

空きがあれば可能な場合もあります。

実際に僕も当日3時間ほど前に電話で予約しました。その際はツアー最大人数10人ギリギリでした。

ヒグマ出没状況や人数制限によっては当日受付が終了していることもあります。

遠方から訪れる場合は、事前予約が無難です。

予約サイトを活用するメリット

体験予約サイトを使うと、

  • 空き状況が一目でわかる
  • 口コミが確認できる
  • ポイントが貯まることもある

といったメリットがあります。

旅程が決まっているなら、早めにチェックしておくと安心です。

知床五湖は、ただの観光地ではなく「守られた自然」。

その分ルールはありますが、だからこそ特別な体験ができます。

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まとめ:“景色を見る旅”から“一生残る体験”へ

知床五湖 は、写真で見るだけでも十分に美しい場所です。

  • 湖に映る知床連山
  • 原生林に包まれた静寂
  • 澄んだ空気と湿った森の匂い

実際にガイドツアーで歩いてみて感じたのは、ここは“ただの絶景スポットではない”ということでした。

  • 森にはヒグマの痕跡があり
  • 知床の生態系をこの身で感じることができ
  • 倒木の上には新しい命が芽吹いている

一見すると静かな風景の中に、確かに“生きている自然”が存在しています。

自由度だけを求めるなら、高架木道を個人で歩く選択もあります。
それでも、地上遊歩道をガイドと歩く体験は、まったく別物です。単なる観光ではなく“学びと発見のある時間”になります。

特に初めて訪れる方には、ツアー参加を強くおすすめします。

知床は、守られているからこそ美しい場所です。そのルールの中で体験するからこそ、価値があります。

旅行日程が決まっているなら、早めに空き状況をチェックしておくと安心です。
ハイシーズンは希望時間が埋まりやすいため、事前予約が旅の満足度を大きく左右します。

せっかく訪れるなら、ただ写真を撮って帰るだけではもったいない。

森の音を聞き
風を感じ
自然の仕組みを知る

その体験は、きっと旅の中でも特別な思い出になります。

アクティビティジャパンで空き状況を確認する
アソビューで空き状況を確認する

ここまでお読みいただきまして、ありがとうございました。

モンテ

それでは、最高の旅を!!

  • この記事を書いた人

Monte

Travel lover Japanese 26yo. Enjoy looking for new place and meeting new people. Travel, Snowboard, Baseball, Anime, Language

-Hokkaido, Japan