
ルアンパバーンからハノイへ、飛行機ではなく"国際バスで移動する”という選択肢。
気になっている人は多いと思いますが、同時にこんな不安もあるはずです。
本当に安全なの?何時間かかるの?
きついって聞くけど実際どう?
結論から言うと、このルートは、「人を選ぶけど、ハマる人にはかなり面白い移動体験」です。
実際に乗ってみると、想像以上にハードな部分もありつつ、普通の旅行では味わえない“陸路ならではの旅感”がありました。
正直なところ、次も乗るかと聞かれれば乗りません!!笑
この記事では、実体験ベースで
を分かりやすくまとめています。
これから乗ろうか迷っている人が、
「自分に合うかどうか判断できる」ように書いているので、ぜひ参考にしてください。
次はまず、ルアンパバーン→ハノイ国際バスの基本情報から解説していきます。
ルアンパバーン→ハノイ国際バスの基本情報
ルアンパバーンからハノイまでは、飛行機だけでなく陸路(国際バス)でも移動できます。
ただし、日本の感覚で考えるとかなりハードな移動になるので、事前に全体像を把握しておくことが大切です。

所要時間
約30〜35時間
道路状況や国境の混雑具合によって大きく変わります。
実際は遅れることがほとんどで、「丸1日以上かかる」と考えておくのが無難です。
料金
約7,000〜8,500円(1,050,000〜1,3000,000LAK程度)
飛行機に比べて安いですが、その分快適さは期待しすぎない方がいいです。
「安さ重視の移動手段」という位置づけです。
出発時間・本数
夕方〜夜出発が一般的(17時〜18時頃)
本数はそこまで多くなく、基本的には1日1便で運行していない日もあったので事前に確認が必要です。
ハイシーズンでも選択肢は限られます。
バスの種類
寝台バス(スリーピングバス)
座席ではなく、横になれるベッドのようなシートです。
ただしサイズは小さめで、日本人でもやや窮屈に感じる可能性があります。

ルート概要
大まかな流れとしては、
ルアンパバーン出発
↓
山道をひたすら移動(めちゃくちゃ揺れる)
↓
ラオス・ベトナム国境で出入国手続き
↓
ベトナム側に入国
↓
ハノイ到着
といった感じです。
このルートの特徴は、とにかく山道が長いこと。
カーブも多く、乗り物酔いしやすい人は注意が必要です。
予約方法
ルアンパバーンからハノイの国際バスは、いくつかの方法で予約できます。
ただし、日本のように分かりやすく整っているわけではないので、ここは事前に知っておくとかなり楽です。
現地の旅行代理店で予約
一番一般的なのがこの方法。
街中にはツアー会社やチケットカウンターが多く、「Hanoi bus」と伝えればすぐに案内してもらえます。
料金もほぼ相場通りで、特にこだわりがなければこれでOKです。
その場でチケットを受け取れるので安心感もあります。
僕が確認した代理店では、
バスターミナル18時発(17時ホステルからバスターミナルの移動含む)で1,200,000LAK約8,400円でした。
クレジット決済対応でした。(3%上乗せされます)
ホテル・ゲストハウスで手配
宿泊しているホテルでも手配してもらえることが多いです。
僕は滞在していたホステルで手配してもらいました。

受付でお願いすれば、そのまま予約までやってくれるので楽。
ただし、少し手数料が上乗せされる場合があります。
僕が滞在した「1950 Luang Prabang Hostel 」の場合は現金のみで1,030,000LAK約7,210円でした。
バスターミナルまでは自分で行く必要があります。
ラオスではGrabは利用できないので代わりに「LOCA」が利用されています。事前にダウンロードしておきましょう。
アプリ配車のタクシーでルアンパバーンの街からバスターミナルまで54,000LAK約380円でした。
GooglePlayからダウンロードはこちら
オンライン予約
一部サイトでは予約可能ですが、正直あまり一般的ではありません。
現地との連携が曖昧なケースもあり、
トラブルになる可能性を考えると優先度は低めです。
調べたところ12Goでオンライン予約できそうでした。
よっぽどの理由がない限り、オンライン予約はおすすめしません。
現地で予約できるので、無理にオンライン予約する必要はありません。
実際におすすめの方法
個人的には
現地の旅行代理店 or ホテルで予約
これが一番安心で確実でした。
特にこだわりがなければ、2日前に予約すれば問題ありません。
ここで1つ注意点。
このバスは「時間通りに来る・出発する」とは限らず、チケットの内容もかなりざっくりしています。
また、時期によっては多くの人が利用して場所がないという記事も見かけました。
そのため、
細かいスケジュールにこだわる人、快適さを求める人にはあまり向いていません。
逆に、多少のズレも含めて楽しめる人には問題ないです。
次は、実際に乗って分かった
「当日の流れ(出発〜国境〜到着まで)」をリアルに解説していきます。
当日の流れ(出発〜ハノイ到着まで)
実際に乗ってみると、このバス移動はかなり長く、
**「想像よりイベントが多い移動」**という印象でした。
ここでは、リアルな流れを時系列でまとめます。
2025/10/06
- 17時20分 ホステル出発
- 17時35分 バスターミナル到着
- 17時55分 乗車開始
- 18時00分 出発
- 21時40分ー22時10分 夜ご飯休憩
2025/10/07
- 07時00分 トイレ休憩
- 08時20分 何人か追加乗車 朝食
- 09時30分 出発
- 11時10分 トイレ休憩
- 12時10分 トラックが横転しかけて行き止まりに
- 13時10分 何とか通りぬける
- 14時50分 ラオスとベトナムの国境に到着
- 15時35分 関税、荷物チェック等終了し出発
- 19時35分ー20時15分 夕食
2025/10/08
- 00時48分 別のバスに乗り換える
- 02時30分 ハノイのバスターミナルに到着
- 06時30分 バスで睡眠後、バスターミナルからホステルへ
10月6日18時にルアンパバーンを出発して10月8日の02時にハノイのバスターミナルに到着しました。
約32時間の超長旅でした
予想以上に疲れましたし、時間もかかりました。
ここからは出発から到着まで実体験をもとに紹介していきます。
集合〜出発
出発は夕方17時〜18時頃が一般的。
僕はホステルで手配してもらい、写真のチケットをもらいました。乗車時に必要になるので失くさないように保管しておきましょう。

ルアンパバーンの街からバスターミナルまでは約15分で到着します。17時20分に街を出発して17時35分に到着しました。
ホステルの方から南バスターミナルに行って、と言われたのでここにきましたが、実際は道路を渡った反対側だったので注意してください。

ラオス国内の移動の場合はここでOKみたいです。
周りの様子を紹介します。

時刻表や料金表があり、ここでもチケットの購入は可能でした。


ミニバンの移動は荷物を上にのせてました。

周りには売店が並んでいました。


本題の国際バスのターミナルですが、南ターミナルの向かい側にあります。
奥のオレンジのバスが止まっているところです。

Googleマップでも出てくるのでこちらへ向かってください。
こちらにも小さな売店とオフィスがありました。
トイレもお金はかかりますが、利用可能でした。

バス車内の様子
時間になるとスタッフがアナウンスしてくれます。英語は話せないので身振り手振りでコミュニケーションをとりました。

先ほどのチケットを見せて乗車します。

車内は4列上下の寝台シート。

横になるスタイルですが、正直スペースは狭め。身長が高い人はかなり窮屈に感じると思います。
僕が利用した日は6人ほどしかいなかったので席を広々使えましたが、ハイシーズン(11月〜2月)はもっと人が増えて窮屈になると思います。
靴は脱いで乗るスタイルで、靴用の袋とブランケットが配られました。
エアコンはそこまで強くなかったですが、夜は冷えるので長袖長ズボンだと安心です。(10月)
夜間の移動
夜になると何故かフランスを連想させるライトが点灯しました。

出発後はひたすら山道を進みます。
カーブがかなり多く、想像以上に揺れます。ここがこの移動の一番きついポイントです。
バスの揺れで何回目が覚めたか分かりません。
スマホのタイプもブレる、寝れるとは思えないほど揺れます。これは覚悟しておいた方がいいです
この辺りからスマホの電波は無くなります。(19時41分)出発から約1時間40分
事前にNetflix等をダウンロードしておくと暇しません
23時ごろ、夜ご飯に小さな町のレストランに寄りました。利用したのはバスのスタッフのみ。

謎に爆音でカラオケしてました。
寝られるかどうかは人によりますが、正直「しっかり熟睡」は難しいです。
2日目
次の日の朝7時に目が覚めました。
バスは止まっていて、何やら修理をしている様子でした。

次に止まったのは小さな町のレストランでした。
8時20分から9時の間食事休憩がありました。僕は昨日買ったサンドイッチをたべました。
ここでトイレを借りることも可能です。あまりキレイではないですが、、、


町の様子。田舎って感じでした。気分転換に少し外に出て体を動かしました。

出発後、11時くらいにこのバス移動最大のトラブルが発生しました。
大型トラックが立ち往生していました。結局、通り抜けるまで1時間くらいかかりました。
どうやって動かしたのかは不明ですが、何とか先に進むことが出来てよかったです。

ここから国境ポイントまでは1時間40分ほどかかりました。
国境越え(重要ポイント)
14時40分にラオスとベトナムの国境に到着しました。
ここはこの移動の中でも一番のイベントです。
陸路の国境越えの流れとしては
バスを降りる(荷物はバスでOK)
↓
ラオス出国手続き
↓
徒歩 or バスで移動
↓
ベトナム入国手続き(すべての荷物を持って移動)
という感じでした。
この建物が見えてきます。

departureの建物に入っていきます。
バスのスタッフは特に指示はしてくれないので、自分で判断していく必要があります。
貴重品等は持っていくようにしましょう。パスポートは必須です。

ラオスの出国手続きを終えると、次はベトナムの入国手続きを行います。
手続きの前に自分の荷物をバスからとります。バスは出国手続きを抜けたところに止まっていました。

英語はほとんど通じませんでしたが、荷物チェック等をされます。

特に問題がなければ先に進めます。

国境越えは大型トラックがほとんどでした。
入国手続きを終えると、歩いて先に進んでおきましょう。

先に出口のような門があるので、そのあたりでバスが来るのを待ちましょう。
僕たちは手続き後すぐのところで待っていたら、バスが来てそのまま通り過ぎていった。
結局、国境を抜けたのは15時30分と約50分かかった。
ベトナム側に入国後
入国後は再びバスに乗車。
ここからハノイまでもかなり距離があります。ベトナムに入ってすぐにラオスの電波が切れました。
バススタッフのおじさんたちの態度は超悪かった。
ベトナム入国後は道がかなり良くなり、揺れが少なくなりました。その分対向車やバイクが多くなりました。
この辺りから、写真を撮ってません、、、、
ここでまた夕食のため止まっていました。ベトナムドン(現地通貨)を持っていないと食べることが出来ません。
この時点で19時50分のため、到着は翌朝だと覚悟した。笑
夜の1時くらいに起こされました。やっと、ハノイに到着したかと思ったら違うバスに乗り換えるように言われました。

荷物を全部持って、乗り換えます。

寝起きの意識が朦朧としながらも、写真は撮っていました。

ベトナムのバスはこの時点でクオリティの高さを感じました。
クッション性で足を伸ばせて、ぐっすりと眠ることが出来ました。

座席の間にUSBポートもありました。
問題は隣でバスのスタッフが熟睡してる、結構ガタイの大きな方でスペースの確保するために主張しました。笑

ハノイ到着
ハノイのバスターミナルに到着したのは2日後の10月8日午前2時30分でした。
到着後もバスの車内で寝てもいいみたいでした。僕は6時くらいまで寝ていました。
バスターミナルからハノイの街までは少し離れているので、タクシーかGrabで向かいます。
とりあえず、バスターミナルがめちゃくちゃ大きいです。

とりあえず、出口に向かいました。
僕は楽天モバイルのため1ヶ月2GBだけ海外データローミングを利用できました。

ゲートに行くとGrabの服を着たドライバーがめちゃくちゃ話しかけてきます。
多分、アプリを介してより直接の方が金額がもらえるのでしょう。でも、現金を持っていなかったのでアプリで呼ぶことにしました。
こんなにドライバーがいるのに15分くらい見つからなかった。たまたま、一緒のバスに乗っていたフランス人の男性が一緒のタクシーで乗っていいよと言ってくれたので、ありがたくありがたく乗せてもらう事にしました。

次は、実際に乗って感じた
リアルな感想(良かった点・きつかった点)を正直にまとめていきます。
実際に乗って感じたリアルな感想
結論から言うと、この移動は
「楽ではないけど、印象に残る体験」でした。
正直に良かった点ときつかった点、両方書いていきます。
良かった点
まず一番感じたのは、旅してる感がかなり強いこと。
飛行機だと一瞬で移動できてしまう距離を、時間をかけて越えていくことで、国をまたぐ感覚をしっかり味わえます。
特に国境越えは日本では経験できない体験でした。

飛行機と比べると料金は約半額でバックパッカーにはありがたい選択肢です。
さらに、移動と宿泊を兼ねられるのもポイント。
きつかった点
一番きついのは、やはり移動時間の長さ。
30時間以上ほぼ同じ姿勢で過ごすので、体への負担はかなり大きいです。
次に、山道の揺れ。
これが想像以上で、酔いやすい人はかなり厳しいと思います。
そして、寝台の狭さ。

横にはなれるものの、スペースが限られているので、快適とは言えません。
しっかり寝たい人には向いていないです。
メリット
とにかく料金が安い
飛行機と比べると圧倒的にコストを抑えられます。長距離移動としてはかなり魅力的です。
移動と宿泊を兼ねられる
夜行バスなので、1・2泊分の宿代を節約できるのも大きなポイントです。
旅している実感が強い
陸路で国境を越える経験はなかなかできません。移動そのものが思い出になります。
スケジュールの自由度が高い
飛行機のように厳密な時間管理がない分、ラフに動けるのは楽な面でもあります。
デメリット
とにかく時間がかかる
30〜35時間と長時間移動になるため、時間効率はかなり悪いです。
体力的にきつい
揺れる山道、狭い寝台、長時間移動と負担は大きめ。楽な移動ではありません。
快適さは低い
エアコンが強すぎたり、設備がシンプルだったりと、日本の基準で考えると快適とは言えません。
ベトナムで乗り換えたバスは快適でした。
遅延が前提
時間通りに到着しないことがほとんどなので、スケジュールには余裕が必要です。
「コスパ重視で体験を楽しめるか」それとも「快適さと時間を優先するか」で評価が大きく変わります。
自分に合うかどうか、ここでしっかり判断するのが大事です。
おすすめできる人
バックパッカーや長期旅行者
時間に余裕があり、移動も含めて旅を楽しめる人にはかなり向いています。
できるだけ費用を抑えたい人
安く国を移動したい人にとっては、かなり魅力的な選択肢です。
ローカル体験が好きな人
現地の雰囲気やリアルな移動手段を体験したい人にはぴったりです。
多少のトラブルも楽しめる人
予定通りにいかないことも含めて楽しめるタイプの人は満足度が高いです。
おすすめしない人
快適さを重視する人
長時間の揺れや狭い寝台は、正直かなりきついです。
時間を有効に使いたい人
1日以上移動に使うため、効率重視の人には向いていません。
海外旅行に慣れていない人
国境手続きや現地の流れに戸惑う可能性があります。
体力に不安がある人
移動の負担が大きいため、体調面に不安がある場合はおすすめしません。
まとめ
ルアンパバーンからハノイへの国際バスは、
正直に言うと「誰にでもおすすめできる移動手段」ではありません。
長時間の移動、山道の揺れ、国境での手続きなど、体力的にも精神的にもそれなりにハードです。
ただその分、飛行機では絶対に味わえない“旅の濃さ”があるのも事実でした。
国境を自分の足で越える感覚や、
ゆっくりと景色が変わっていく体験は、かなり印象に残ります。
この移動を一言で表すなら
「快適さを削って、体験を手に入れる移動」
という感じです。
もしあなたが
時間に余裕があって
多少の不便も楽しめて
“旅してる感”を大事にしたいなら
このバスは間違いなくアリです。
逆に
快適に移動したい
時間を有効に使いたい
という場合は、迷わず飛行機を選んだ方がいいです。
どちらが正解というより、
自分の旅のスタイルに合うかどうかがすべて。
ちなみに僕は次は間違いなく、飛行機を選択します。笑
この記事が、選ぶ判断材料になれば嬉しいです。
ここまでお読みいただきまして、ありがとうございます。
それでは、最高の旅を!!